


立ち上がりの17分で5トライを奪い、圧倒した天理大。写真はWTB川上

天理大が前半12分までに4トライを挙げる怒濤の攻撃で一気に主導権を握った。
タックルで 倒された選手への2番手の寄りの速さも抜群で、大東大がボールに絡むことすら許さない。
17分には、CTBハベアのキックチャージから転がったボールを、SO立川理道が右コーナーへ サッカーのキラーパスのごとくキックで転がし、WTB川上が拾い上げてトライするというアクロバチィックなプレーも飛び出した。終わってみれば計14トライ。難しい角度も含むコンバーションを立川とCTBバイフが決めて100点台に乗せる大勝。小松節夫監督は、防御面などに課題を挙げつつも、関西1位の責任を果たして安堵の表情。「選手たちは逞しくなった」と 目を細めた。